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自己実現論

links2 NEWSポストセブンに年収600万円超えで幸福感上がらず 既婚者は未婚者より幸せという記事が掲載されています。

 なんでも、年収が上がればそれに比例して幸福感が上がるものの、ある一定以上になると、変わらなくなるそうです。
 そして、それよりも重要な要素が、良好な家族関係にあると言います。未婚よりも既婚の方が幸福度が高く、そして家事などのサポートも、お互いにあった方がよいが、余り立ち入らずに、ソコソコに行う方が良いという事です。

 この記事には、アメリカの調査に関しても言及されていますが、これは確かに以前見た記憶があります。ひょっとしてブログネタにしてたか?と思って過去ログを検索したら、ボツにしていた様です。(参考記事

マズロー博士の自己実現論


 本館サイト「神示と心理学」にもありますが、マズロー博士の自己実現論から見ると、上記は明らかに年収に関する部分が「安全への欲求」であり、良好な家族関係は「所属と愛の欲求」に該当します。

1「生理的欲求」・・・空気・水・食物・庇護・睡眠・性 
2「安全への欲求」・・安全・安定・依存・保護・秩序への欲求
3「所属と愛の欲求」・愛されること、家族の中に居場所があり自分が愛されること
4「承認欲求」・・・・自尊心・尊敬されることへの欲求
5「自己実現」・・・・自分がなりたいのもへの欲求
6「自己超越」・・・・今までの、あるいは現状の自分自身を超えたいという欲求


人は安定・安全などの幸福を得ると、次の段階として、愛されることや、家族の中の居場所により高い幸福感を感じるようです。
 記事中には「夫婦関係に関する多くの研究をみると、意外にも夫から妻へのサポートのしすぎはもっとよくないというデータがある」となっていますが、男性よりも女性の方が、尽くすことに幸せを感じる傾向が強いことから、余計に過度のサポートは、自らの存在意義が失われ易い為だと思います。

 この傾向からすると、更に4・5・6へと段階を踏む毎に、更なる幸福度の向上が見込まれると考えられます。繰り返しになりますが、マズロー博士の「至高体験」です。
・孤独やプライバシーを好む。ひと りでいても充実した時間を過ごすことができる
・欠乏や 不運に対して超然としていること。不運に直面しても動揺しない
・文化や環境からの自律性。ほかの人に簡単に左右されない
・人生をいつも新鮮かつ無邪気に楽しめること。毎日が新鮮で楽しい
・しばしば神秘体験や至高体験などのすばらしい体験をしている
・人類全 体への共感や同情。地球の裏側の出来事もわがことのように感じられる
・深い人間関係。深い心と心の触れ合いを持てる
・民主的性格。人の上に立とうとせず、対等な人と人としてかかわる
・手段と 目的の区別。学歴や金銭といった手段そのものに固執しすぎない
・悪意のないユーモアのセンス。人を幸せにさせるユーモアの持ち主である
・創造性。クリエイティヴである
・確固とした価値体系。自分の価値観をしっかり持っている
・人生を自分が望むようにではなく、あるがままに見る能力を持つ
・人間を正確に判断し、偽物やインチキを見抜くことができる
・他人の意見に慎重に耳を傾ける謙虚さを持つ、世界を子供の様な無邪気な眼差しでながめる
・自己矛盾が低い、つまり自分自身の中で一貫性がみられる。
・社会の中では最も個人主義的なメンバーであると同時に、最も社会的で友情に満ち、愛情深いメンバーでもある
・より多くの自信とゆとりを持ち、人生に決して飽きない。つまり、彼らは日の出・日没・結婚生活・自然を繰り返し鑑賞する能力を持っている。
・子供に関心を持っていて、子どもと仲がよいことが多い。彼らは他人 の長所をほめ、欠点を無視することができる。
 これはこれまでに述べてきた様な、例えば「日本魂」などと相通じるものがあると思います。
 要するに、霊性進化の始まりは、それこそ「ベールの彼方の生活」(潮文社)等にあるように「すぐに後悔」するほど、つまらないものに見えますが、その先に進む程に、幸福度は上がるのだと思います。丁度、日月神示にも「悪のやり方は始めはどんどん行くなれど、九分九厘でグレンぞ、善のやり方 始め辛いなれど先行く程よくなるぞ」というものがあります。
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法則を認識するには

links2 前回とも関わりますが、霊性に目覚めた時に、人は急に社会を変えてしまいたくなります。

 しかし、シルバーバーチなども、革命によって人が覚醒するということはなく、徐々に進歩するしかないと述べています。
 つまり、一度に多くの人を目覚めさせるという方法は無いということです。

 もっとも、これとて独善的に、こちらが正しいのだから、それ以外が早く目覚めるべきというスタンスでは駄目でしょう。
 人間だから判断に誤りも生じる為に、何が正しいのかは常に慎重に判断すべきことだと思います。

 だからこそ、体験を通じて、己の思うさまやりたいだけやってみて、それで「これでは駄目だ」という時になって、何か違う方法を模索するのだと思います。

 失敗も経験だから、長い目で見ればそも良いかも知れませんが、歴史上を見渡しても、物質主義的な価値観、強い者勝ちの帝国主義が、永続した繁栄を謳歌することは無いのです。

 それでは別の道ということになりますが、この点は哲学でも間に合うかも知れません。しかし、霊的真理へと目に見えない分野まで進むのは、シルバーバーチの「すずめが神であるということは神がすずめを知っているということです。神が風に揺れる木の葉に宿っているということは、その木の葉が神であるということです」ということが寓話では無いということを検証する為でもあります。

 このことは、一切は神であるということとは別に、たとえどのような事でも、どのような人物でも、必ずあなたを見守っている人がいるという事を示すことでもあります。

 それは癒しになるかも知れませんが、同時にどのような場面であっても、心に思う事や口にすることや、行動したことも、知れない事は無いということです。

 優れた霊能者のように、ごく一部の人の、特殊な能力だからということではなく、何処の何の魂でも、貴方をひと目見れば、どんな人かを見る力があるということです。

 そして縁故者であったり、生前親しかった人物なども、見守っている状態ということは、上記のシルバーバーチの言葉や、天網恢恢疎にして漏らさずという言葉が事実であるということを証明する作業でもあります。

 心理学の分野でも「目」のポスターは効果的:調査結果という結果がでています。人は誰かの目があると、道徳的に振舞う様です。

 つまり、この「目」は、何時どんな時でもあるという事です。仮に自分が有名人になったと仮定してみて下さい、買い物するにも、ちょっと散歩するだけでも、目ざとく誰かが見つけて、これはまたノンビリできないでしょうが、同時に何だかおかしか行動も出来ないな、という行動を律する気持ちも起こるだろうと思います。

 これが霊的な世界から見れば、何も野次馬的に見ている訳では無く、見守るという意味では誰でも同じようなものだということが、少しずつでも理解が進めば、徐々に意識も違って来るのではないだろうかと思います。
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嫉妬やねたみは自分が本当に望んでいることを浮き彫りにする

links2 というタイトルの記事がライフハッカーに掲載されています。

 自分が一体何をしたいのか分からない、という話は割とよく聞きます。
 しかし、自分がうらやましいと感じる人がどのような人かに注目すると、自分の本当の望みや目標がくっきりと浮かび上がるそうです。

 元は心理学系のブログ記事だそうですが、それにしても人は何故自分の想いとか気持ちとかが、自分ですら分からないのでしょう。不思議と言えば不思議です。

 そして、これらの記事を読むと、当たり前のようにも感じますが、言われて「なるほど」と思ったりします。何故言われるまで気が付かないんだろう?とも思います。

 このことに関して、自分は以前古本屋で立ち読みしただけですが、嫉妬学という心理学の本を読んだことがあり、検索をしてみるとこういう記述がみつかりました

 中で破滅的なのが「エンビー型」と呼ばれるもので、これが社会に蔓延していると、その社会は過去例外なく崩壊して行く様です。
 エンピー型とは、嫉妬でお互いに足の引っ張り合いをするタイプの事です。日本は今このエンピー型が蔓延していると思います。

 そして、前回紹介したコヴィー博士のいう、反応的な人も多いと感じます。

 
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善意ある祈りの効果 - 心理学あれこれ

links2 ロイターに怒りのコントロール、「善意ある祈り」が効果的=調査と題した記事が掲載されています。

 簡単にいうと、怒りの状態にある時に、別の対象に対して善意ある祈りを捧げると、怒りのレベルが低下するという効果が実証されたようです。

 これは一時、別のことに意識を集中するので、効果があるのかも知れないですが、友人と談笑するとか、別の方に意識を向ける他の方法と比べてどうなのか興味あるところです。

 ソース元となっているパーソナリティ・アンド・ソーシャルサイコロジー・ブレティンという雑誌について調べてみたら、次の報告も目に入りました。

 「不幸な人は道連れを欲しがる」と題したもので、簡単にいうと、人は他人の意気消沈には過小評価する傾向があり、その為結果的に自分の意気消沈を大きくしてしまうというものです。

 人は他人の苦労や努力を中々分かろうとはしませんから、まるで自分だけが不幸を背負い込んでいると感じてしまうようです。
 それでタイトル通り、他の道連れを欲しがってしまうのでしょう。たまに、未成仏霊が道連れを欲しがる(自殺の名所などで、自殺した魂が同じように意気消沈した人間を自殺する様に引き込むなど)という話を聞きますが、さも恐ろしいように見えて、現在の人間のレベル的には、左程特殊という訳でもないのかも知れません。

 また、ライフハッカーに「素直な笑顔は長生きにつながるという研究結果」と題したものが掲載されています
(元ソース:Scientific America

 どうやら、大学の卒業アルバムで本物の笑顔だった女性は、30年後の追跡調査で結婚への満足度、幸福レベルなどが高かったということが分かったようです。

 物的な価値観でみれば、ポジティブに生きようがネガティブに生きようが関係ない、とも思えますが、やはり人間は心が大事だということですね。
 医学的にも笑いの効果は実証されていますし、善意ある祈りにしても本物の笑顔にしても心が伴った状態で、みせかけでは無いということです。

 自分だけが不幸と感じるのも、これまた見せかけではなく、その人にとっては真実に思える状態でしょう。よくいわれる引き寄せの法則も、波長の法則も見せかけで挑戦する人や、結果に囚われ功を焦る人には効果はなく、真実に心が伴った人には良くも悪くも法則が働いていると言えます。
 
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鏡の法則2

B氏「現実に起きる出来事は、一つの『結果』です。『結果』には必ず『原因』があるのです。つまり、あなたの人生の現実は、あなたの心を映し出した鏡だと思ってもらうといいと思います。
例えば、鏡を見ることで、『あっ、髪型がくずれている!』とか『あれ?今日は私、顔色が悪いな』って気づくことがありますよね。鏡がないと、自分の姿に気づくことができないですよね。ですから、人生を鏡だと考えてみて下さい。
人生という鏡のおかげで、私たちは自分の姿に気づき、自分を変えるきっかけを得ることができるのです。人生は、どこまでも自分を成長させていけるようにできているのです。」
-『鏡の法則』/野口 嘉則:総合法令出版-


links2 今回も鏡の法則です。再びリンクを貼っておきます。
 スピリチュアリズムの観点から、出会う相手であったり、目には見えませんが感応する魂まで、その当人の波長と同じタイプのものを近づけるという法則があります。

 ですので、意気消沈したりネガティブな波長のままで、自殺の名所と呼ばれるような所へは近づかない方が無難と言えます。
 上記引用の場合は、本人が持つ問題点や欠点と同種の傾向を持つ人間が近くにいたりして、その人を見て自己の欠点に気が付くなどの仕組みがあるようなのです。

 それでなくとも、霊界では同じ程度の波長の者同士が暮らし、その中でも個性の似た者同士っが共に暮らす世界だと言われています。
 従って、意地の悪い性質を直さないままだと、同じように意地の悪い魂の住む世界に暮らすことになるので、暮らし難い状況になります。

 ところが不思議なもので「あいつが悪い」「相手が悪い」ということは認識するでしょうが、己も又悪いという点には中々気が付かないのです。
 これがまた地上でも同じ傾向があります。「人のふり見て我がふり直せ」という言葉がありますが、自己を改める材料にするのであれば、意義もあるということになります。

 また、そうした同じタイプの人間に、同じ傾向の悪さをされれば、された側の気持ちを理解する事もにつながります。途中で気が付いて改まれば卒業となりますが、気が付かなくても、やがてうんざりすると共に、どこかで気が付くようになります。

 こうした同種の波長のものを引き寄せる、というのはこれまでにも紹介して来ましたが、カルマの法則もそうですし、いわば宇宙の法則、神法と呼ばれる側面の一つ一つが、我々の魂の成長を促しているということが分かります。
 上記引用にあるように、どこまでも自分を成長させるように出来ています。前回も述べましたが、それならば物的富や地上的価値観で良いとされるものよりも、魂の成長を優先させることが、効率の良い生き方となると思います。
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テーマ : 人生を豊かに生きる
ジャンル : 心と身体


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